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EOS-5Dを使ってみましょう

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ツァイスレンズ 5thインプレッションです♪

 ええ〜 今回は、前回のプラナー群に続いて手持ちのディスタゴン、ゾナーのチャートテストをして見るわけですが、日本ではプラナーに人気が集まり勝ちだとはいえ解像度には定評のあるディスタゴン、ゾナーですのでどのような結果になるか楽しみですね。

 まあ〜 前回のプラナーのテストでは結果的に『レンズの性能は価格に比例する』って事が全般的に言えましたが、価格的にはプラナーよりは安目(一部に例外あり)のディスタゴンやゾナーの性能は如何なのでしょうか?

 ただ、今回のテストでは絞った状態でシャッター速度が十分ではなく長焦点のレンズには結果的に不利になった点は否めませんので、その点を加味してテスト結果を見て頂ければ幸いです。

 
 Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 mm MMJ
カメラ:EOS-5D
レンズ:D2.8/21
シャッター速度:1/40
絞り数値:F/2.8
露出補正:0
デジタル補正:+0.3
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:21.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル
カメラ:EOS-5D
レンズ:D2.8/21
シャッター速度:1/25
絞り数値:F/4.0
露出補正:0
デジタル補正:+0.5
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:21.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル
カメラ:EOS-5D
レンズ:D2.8/21
シャッター速度:1/6
絞り数値:F/8.0
露出補正:0
デジタル補正:+0.5
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:21.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル

 先ずは手持ちのディスタゴンでは最も焦点距離の短い“Distagon T* 2.8/21 mm MMJ”のテストですが、流石に一部ではアポ・ディスタゴンと呼ばれるほど各収差を良好に補正していると評判のレンズですが、21 mmの超広角レンズですので樽型のディストーションは残っています。

 また、f/2.8の開放では若干の甘さはありますが一段絞ったf/4.0〜8.0までレンズ周辺部を含めて十分な性能を発揮します。 ただ、f/8.0を超えると若干アンバー寄りの色合いを示しますが、実際の使用では気にならない程度の微細な色合いです。

 
 Carl Zeiss Distagon T* 1.4/35 mm MMJ
カメラ:EOS-5D
レンズ:D1.4/35
シャッター速度:1/100
絞り数値:F/1.4
露出補正:0
デジタル補正:+0.3
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:35.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル
カメラ:EOS-5D
レンズ:D1.4/35
シャッター速度:1/25
絞り数値:F/4.0
露出補正:0
デジタル補正:+0.3
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:35.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアルカメラ
カメラ:EOS-5D
レンズ:D1.4/35
シャッター速度:1/6
絞り数値:F/8.0
露出補正:0
デジタル補正:+0.3
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:35.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル

 続いて、ディスタゴンでも一番人気といわれる“Distagon T* 1.4/35 mm MMJ”ですが、流石にディスタゴンとしては比較的新しい設計のレンズらしく開放からf/1.4とは思えない解像度を示し、絞っても安定した高性能を絞り全域にわたって維持します。

 ディストーションも僅かな樽型が残りますが広角レンズとしては気にならないレベルであり、“Distagon T* 2.8/21 mm MMJ”と同じようにf/8.0を超えると微細なアンバー寄りの色合いは示しますが、全域で安心して使える安定した性能は人気なのも頷けますね。

 ただ、唯一気になったのは、何故かEOSで使用すると一段ほど測光が明るく出るようで慌てて使うときには注意が必要です。

 
 Carl Zeiss Sonnar T* 2.8/180 mm AEG
カメラ:EOS-5D
レンズ:S2.8/180
シャッター速度:1/50
絞り数値:F/2.8
露出補正:0
デジタル補正:+0.1
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:180.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル
カメラ:EOS-5D
レンズ:S2.8/180
シャッター速度:1/25
絞り数値:F/4.0
露出補正:0
デジタル補正:-0.1
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:180.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル
カメラ:EOS-5D
レンズ:S2.8/180
シャッター速度:1/50
絞り数値:F/8.0
露出補正:0
デジタル補正:+0.3
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:180.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル

 最後に手持ちの唯一のゾナーレンズ“Sonnar T* 2.8/180 mm AEG”のテストですが、今回のチャートテストでは不本意な結果となりました。

 流石にf/2.8の開放では甘さが残りますし、f/4.0以上の絞りでは焦点距離に対してシャッター速度が十分ではなかったらしくブレが気になる状態です。 また、開放から絞り込むに連れてアンバーな色合いが増していき、他のツァイスレンズとは異なった色合いを示します。

 
 APO-Lanthar 90 mm F/3.5 SL
カメラ:EOS-5D
レンズ:AL3.5/90
シャッター速度:1/40
絞り数値:F/3.5
露出補正:0
デジタル補正:+0.5
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:90.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル
カメラ:EOS-5D
レンズ:AL3.5/90
シャッター速度:1/8
絞り数値:F/8.0
露出補正:0
デジタル補正:+0.3
ISO感度:125
露出プログラム:マニュアル
焦点距離:90.0 mm
ホワイトバランス:6000K
AFモード:マニュアル

 番外のおまけとしてツァイスとの比較に解像度では定評のあるコシナの“APO-Lanthar 90 mm F/3.5 SLをテストして見ますが、開放でもf/3.5という暗いレンズってのは割り引いて考える必要はありますが、正に開放から完璧な解像度を示します。 絞ってもシャッター速度が遅くなる事によるブレが気になるだけで(笑)殆ど変わらない安定した描写を続けます。

 ディストーションも気にならず、まるでマクロレンズのような味付けで、どこそこの名水のような独特の味わいが売りのプラナーとは対極の蒸留水のような雑味のない画を写します。

 
 総評・・・

 って事で、結果的には設計が新しい“Distagon T* 1.4/35 mm MMJ”の優秀さが目に付いたっていうのが全般的な感想ですが、本当にf/1.4の開放から信じられないほどの解像度で、よく言われる遠距離撮影での欠点が気にならないポートレートの使用では無敵の広角レンズと呼べるかもしれません。

 また、今回番外の“APO-Lanthar 90 mm F/3.5 SLは、使っていても感じましたが圧倒的に高い解像度と癖のない素直な描写には驚くしかありません。 正にプラナーの対極にあるレンズと言えるのでしょうが、厳しい撮影状況などでも安心して使える安定感は心強いですね。

 “Distagon T* 2.8/21 mm MMJ”も超広角レンズとしては十分な性能で一段絞ったf/4.0から十分な性能を発揮します。 まあ〜 この焦点距離を開放で使うことも少ないでしょうから実際の使用では安定した超広角レンズとして安心して使えると思います。

 後は、いくらなんでも“Distagon T* 15 mm F3.5 AEG”は現実的ではありませんので“Distagon T* 4.0/18 mm AEG”があると良いんですが、EOS-5Dの場合はミラーに接触しますので“AEG”タイプの極一部しか使えないという話ですので無理ですかね・・・

 
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