機種 |
利点 |
欠点 |
評 |
カメラ |
Canon
EOS-1DX |
高画質と連写性能の高い融合
フラッグシップだけに視野率100%
プロ機の信頼感・安心感
使い易く詳細的確なカスタム登録 |
まだまだ常識はずれの価格
高画質としては画素数が少なめ
グリップの違和感に慣れが必要 |
△ |
キヤノン派の長年の夢だった高画質版と高速連写版との初のフラッグシップ統合機で、高感度特性の良い必要十分な1,810万画素の35 mmフルサイズ画像をを最高14コマ/秒で連写する性能を誇ります。歴代EOS-1Dとしては破格のバッファメモリーを搭載しており、RAWデーターで35コマ以上、JPG-Lで事実上無限連写が可能なストレスのない撮影環境を撮影者へ提供します。 |
Canon
EOS-1Ds MarkV |
35 mmデジタル最高レベルの画質
フラッグシップだけに視野率100%
プロ機の信頼感・安心感
詳細で的確なカスタム登録 |
常識はずれの価格
データーの巨大さ
低性能の液晶モニター
RAW撮影時のバッファー不足 |
△ |
キヤノンの高画質版フラッグシップ機で、2,110万画素のCMOSセンサーは中版カメラに匹敵する35 mmフォーマットとして最高レベルの画質・機能を誇ります。価格と大きさを考えなければ最高のデジタルカメラなのは間違えありません。 |
Canon
EOS-5D |
レンズ焦点距離そのまま使える
優秀なオートフォーカス
ファインダーが見易い
シャッターのフィーリングが良い |
ボディ性能の割りに価格が高い
動作や連写が20Dと比べ遅い
液晶モニターの色再現性が悪い
アダプターで絞り値が記録されない |
○ |
現在購入できるフルサイズ機としては安価ですが、単にカメラとして見た場合は高過ぎます。しかし、レンズの焦点距離をそのまま使えるのは魅力ですね。 |
Canon
EOS-5D MarkU |
レンズ焦点距離そのまま使える
優秀なオートフォーカス
強力な動画撮影能力 |
ボディ性能の割りに価格が高い
RAW撮影時のバッファー不足
アダプターで絞り値が記録されない |
○ |
EOS-5Dの正常進化版のフルサイズ中級機ですが、静止画の画質以上に動画業界の流れを変えた画期的なカメラとして歴史の残りそうですね。 |
Canon
EOS-7D |
中級機としては最高の連写性能
APS-C最高レベルのファインダー
安定した高性能のAF |
フルサイズと比べれば厳しい画質
評価の分かれる1,800万画素 |
◎ |
APS-Cの最上位機としてバランスの取れた性能の高速連写機で、その性能からすると驚きのバーゲン価格で万能中級機としてお勧めですね。 |
Canon
EOS-1VHS |
銀塩最速の作動性能
フラッグシップだけに視野率100%
プロ機の信頼感・安心感
詳細で的確なカスタム登録 |
本体のみでは3.5コマ/秒の連写
MF機と比べるとピントが見辛い
独特の操作方式に慣れが必要 |
○ |
流石に最後の銀塩プロ用機となろうとしているだけにフィルムカメラとしての完成度は高く様々な環境でも安心して使える性能です。また、未だに現行機だけにサポート面での心配もありません。 |
CONTAX
RTSV |
ツァイスをストレス無く使える
フラッグシップだけに視野率100%
軽くて切れの良いレリーズ
プロ機の信頼感・安心感
最高5コマ/秒の内蔵ワインダ |
マニュアルフォーカス専用機
中古でしか手に入らない
修理・整備代の高価・困難さ
ファインダの倍率が低い
若干重い(約1.1kg) |
△ |
コンタックスのマニュアル時代最後のプロ用フラッグシップ銀塩35mm一眼レフ機。ファインダの倍率以外はコンタックスで最高のカメラと呼ばれており、カールツァイスレンズをストレス無く使うには最後は辿り着きますかね。京セラが撤退した2005年まで作られたため2015年までサポートが受けられます。 |
Canon
EOS-20D |
起動、動作が早く正確
十分以上の解像度
高感度でノイズが少ない
レンズが豊富で選び放題 |
スポット測光が無い
ファインダーがまだ見づらい
液晶ビューが小さく見づらい
シャッターがうるさい |
◎ |
コストパフォマンス・基本性能共に高くお勧めですが、マニュアルフォーカスを多用しないのであればEOS-Kiss DNが更にお買い得です。
※現在は60Dとなっており大幅な性能向上が図られておりますし、KissもX5となって基本性能が上がっています。 |
Fujifilm
FinePix X100 |
APS-Cサイズの大型撮影素子
見易い光学&液晶ファインダー
F/2.0の明るい大口径レンズ |
操作性は出来の悪いコンデジ
MFのフィーリングが最悪
ISO:800以上はノイジー |
○ |
APS-Cサイズの大型撮影素子を装備したコンパクトカメラで、高い画質と見易い光学&液晶のハイブリットビューファインダーが特徴ですが、操作性はモッサリとしたコンデジのままで一眼レフのサブ機として使うには割りきりが必要。 |
Canon
Power Shot G5 |
そこそこ綺麗に写る
可動液晶ビューが便利 |
高感度はノイジーで使えない
光学ファインダーは使えない |
○ |
コンパクトカメラとしては未だに現役レベルの性能ですが、厳しい光線状況では綺麗に撮るのはテクニックが必要かな? |
ズームレンズ |
Tamron
SP AF 17-35 mm
F/2.8-4 Di LD |
明るさの割に小型軽量安価
色収差が非常に小さい |
フォーカス速度が遅い
ワイド側では樽型が目立つ |
○
◎ |
フルサイズセンサーでも使用可能な大口径広角ズームとしては非常に安く十分な性能。11-18 mm発売の煽りで安くなってますので見つけたら買いです。
フルサイズでは、さすがに超広角で面白い写真が撮れます。ワイド側の開放付近では周辺減光が目立つ場合もあります。 |
Canon
EF-S 18-55 mm
F/3.5-5.6 USM |
小さく軽く安い割に良く写る
最短撮影距離が短い AFが素早く正確 |
フォーカスリングが使えない
フードが付属していない やはり少し暗い |
○
― |
特に広角レンズにこだわりが無くて、レンズの資産も無いのであれば、差額が二万円弱なのでセットで購入するが吉。 |
Tamron
SP 24-70 mm
F/2.8 Di VC USD |
手振れ補整付の標準ズーム
超音波モーターで早いAF
最短撮影距離が短い |
それなりに大きく重い
それなりに高価
それなりの見た目 |
○
◎ |
キヤノンに先駆けて出した手振れ補整付の標準域ズームレンズで、28-75よりも広角域が広がりましたので使い勝手は向上しております。
ありがたい事に最近のレンズとしては珍しく35 mmフルサイズ対応ですので純正に拘りがなければ何も考えずに購入しましょう。 |
Tamron
SP AF 28-75 mm
F/2.8 XR Di LD |
値段が信じられない写り
大口径の割に小さく軽い
色収差も小さい |
もう少し広角側があると便利
24-75なら文句なし
モーターが少しうるさい |
◎
◎ |
実用レベルではLレンズと遜色の無い性能でこのバーゲン価格は驚き。取り合えず、騙されたと思って黙って買いましょう。
フルサイズでは、ワイド側も手頃な焦点距離でスナップ撮影などでは出番が多いですね。 |
Canon
EF 75-300 mm
F/4-5.6 USMU |
焦点距離の割に小さく軽い
USMで使い易い |
やはり暗い
AFに迷うともたつく |
△
△ |
現在は手ブレ補正付きのモデルになっている。300 mmの割には小さく使い易いが、暗いので手ブレには注意。フードが別売なので買いましょう。 |
Canon
EF 70-200 mm
F/2.8L IS USM |
ズームとしては最高の画質
ズームの割に美しいボケ味
強力な手ブレ補正 |
重く大きく高価
目立って恥ずかしい
もう少し広角側があると便利 |
○
◎ |
キヤノンユーザーは全員買わなくてはならないと言われるほどの定番高級レンズ。重いのさえ我慢すれば手持ちで1/10撮影も可能です!
フルサイズでは、ポートレートに使い易い焦点距離で出番が増えそうです。 |
Canon
EF 70-200 mm
F/4L USM |
ズームとしては最高の画質
性能の割に小型軽量安価 最短撮影距離が短い |
三脚座が付いていない
エクステンダーを考えると暗い
もう少し広角側があると便利 |
― |
性能の割に小型軽量安価で愛好者も多いが、エクステンダーの使用も考えると少し暗いのが気に掛ります。リニューアルでISが付くって噂も絶えないし・・・ |
単焦点AFレンズ |
Canon
EF 35 mm
F/1.4L USM |
シャープでコントラストが高い
素早く正確なAF
最短撮影距離が短い |
使用頻度を考えると高価
癖のある硬いボケが気になる |
○
○ |
キヤノンの代表的広角レンズですが、APS-Cでは標準レンズとしても使われます。価格を考えなければ文句なしの性能です。
フルサイズでは、使い易い焦点距離の広角レンズで表現の幅が広がりますね。 |
Canon
EF 50 mm
F/1.0L USM |
一眼レフ最高クラスの明るさ
独特のとろけるようなボケ味
二度と販売されないだろうレンズ |
プレミアムにより現実離れの価格
年式による修理の困難さ
最短撮影距離が長い |
▲
△ |
現在、市場価格50万円を越えるキヤノン伝説の超高級標準レンズ。世界最高クラスの明るさを誇り、正にオンリーワンの世界を表現できる。
フルサイズでは、標準レンズと言うより最短撮影距離の長さからポートレート専用レンズと呼んだ方が良いようですが、独特のとろけるようなボケ味は病み付きになりますね。 |
Canon
EF 50 mm
F/1.4 USM |
値段の割に明るく良い写り
静かでスムーズなAF
フルタイムMFで便利 |
近接では意外と色収差がでる
50/1.8Uと比べると価格が高い
最短撮影距離が長い |
○
○ |
正に標準レンズ。デジタル換算で80 mmとなり、柔らかい摸写と明るさで、室内での全身からアップまでポートレートに威力を発揮します。
フルサイズでは、85 mmの出番が多く使用頻度は低いです。 |
Canon
EF 85 mm
F/1.2L USM |
中望遠レンズ最高の明るさ
独特のとろけるようなボケ味
ピント山の切れの良い見易さ |
オートフォーカスが遅い
絞り2.0付近の癖のある描写
最短撮影距離が長い |
△
○ |
一般的に、ポートレートでもEF 85/1.8で十分な場合が多いでしょうが、いかにも良く写りそうな見た目と独特の開放描写は病み付きになります。
フルサイズでは、正に中望遠ポートレートレンズとして使い易い焦点距離と見やすいファインダーで、全てをこのレンズで撮りたいと思わせる魔力がありますね。 |
Tamron
SP AF 90 mm
F/2.8 Di macro 1:1 |
マクロとは思えない美しいボケ味
MFのスムーズな使い易さ
性能の割に価格も安い |
全長が大きく変化する
ピントはさすがにシビア
ちょっと安っぽい? |
◎
◎ |
使い易さではCanon EF 100/2.8マクロですが、コストパフォマンスと美しいボケ味はマクロだけでは無く通常撮影でもお勧めです。
フルサイズでは、さらにボケが綺麗でポートレートにもお勧めです。 |
Canon
EF 100 mm
F/2.8 USM macro |
シャープで歪の少ない写り
USMによる良好なフォーカス
キビキビした操作性 |
デジタルでは焦点距離が長い
若干価格が高め |
○
◎ |
さすがに純正マクロレンズらしく安定した写りと、USMによる素早い操作感や全長が変わらないインナーフォーカスの使い勝手は抜群です。
フルサイズでは、焦点距離も使い易すく等身大から1/6級の撮影までそつ無くこなします。 |
Canon
EF 100 mm
F/2.8L IS USM macro |
シャープで、かつ柔らかい描写
ハッキリと見易いフォーカス
強力なシフト・ティルト対応IS |
若干高めな価格
高級感の乏しい外見 |
○
◎ |
従来のマクロと比べても明らかにシャープな描写と、それでいて柔らかなボケ味は素晴らしいです。 また逆光にも驚くほど強く、強力な新型ISと相まって広い範囲で安定して使用できる安心感があります。
フルサイズではf/2.8でも十分なボケで、肌の綺麗なドール撮影では万能といって良いほどの使い勝手を示します。 |
Canon
EF 100 mm
F/2.0 USM |
開放から良好な写り
シャープな解像度と素直なボケ味
キビキビした操作性 |
デジタルでは焦点距離が長い
もう少し寄れれば最高 |
○
○ |
さすがに歴代評判の良いレンズらしく若干淡白な色合いながらLレンズにも引けを取らない写りで、コストパフォーマンスが高く屋外撮影がメインであればお勧めです。 |
Canon
EF 135 mm
F/2.8 SoftFocus |
フィルターと違う美しいソフト感
ソフトフォーカスでAFが可能
通常の撮影にも使える |
デジタルでは焦点距離が長い
最短撮影距離も長い
モーターがやたらにうるさい |
△
○ |
ソフトフィルターとは違う美しいソフト感を得られるが、撮影距離・絞りによりソフト度が変わり扱いは難しい。価格が極端に安いので中古がお勧めです。
フルサイズでは、使い易い焦点距離になりますね。 |
Canon
EF 135 mm
F/2.0L USM |
Lレンズ最高レベルの解像度
最短撮影距離が短い
素早く正確なフォーカス |
デジタルでは焦点距離が長い
フードが安っぽい |
○
◎ |
デジタルでは焦点距離が長く使う場面は制限されるでしょうが、Lレンズでも最高と言われるシャープな解像度は魅力。中間リングを使用して簡易望遠マクロとしても活躍します。
フルサイズでは、使える焦点距離で素早く正確なフォーカスと共に屋外撮影では威力を発揮します。エクステンダー×1.4との組合せで、200 mmまでカバーします。 |
Canon
EF 180 mm
F/3.5L USM macro |
高い解像度の望遠レンズ
マクロだから等倍撮影が可能
こっとりとした色乗り |
さすがにブレにはシビア
AF速度は結構遅い
フードが安っぽい |
○ |
キヤノンの正統派望遠マクロレンズですが、傾向としては135/2.0Lを長焦点化した感じで高い解像度とこってりとした色乗りが良く、ブレにさえ気を付ければ解像度の高い望遠レンズとして通常使用も可能です。
さすがに180 mmクラスのマクロレンズですので接写時の背景ボケは強烈です。ポートレートでの手持ち撮影には根性が必要ですが主題が浮き上がるような立体感は良い感じです。 |
Canon
EF 300 mm
F/4L IS USM |
値段の割に高性能
手ブレ補正付き
最短撮影距離が短い |
手ブレ補正が旧式
サーキットではちょっと短い
目立って恥ずかしい |
― |
手の届く価格での最高の300 mm。手ブレ補正も付いてますので、エクステンダーを噛ましてサーキットへ持ち込みましょう。 |
単焦点MFレンズ |
Carl Zeiss
Distagon T* 18 mm
F/4.0 AEG |
高いコントラストと余裕のトーン
周辺減光はあるが素直な発色
画角の割りに歪が少ない |
マニュアルフォーカスのみ
超広角にしては最短が30 cm
フィルター用のネジ切がない |
▲ |
現実的に買える価格のツァイスの中では最も広角のレンズで、超広角となる100°の画角にしては素直な性格。
EOS-5D系で使うには厳しい制限(AEGの一部以外は後玉がミラーに接触する)がありますが、モノクロでの味のある描写は絶品です。 |
Carl Zeiss
Distagon T* 21 mm
F/2.8 MMJ |
コントラストと発色が非常に良い
レンズ周辺部まで均一な描写
最短20 cmまでの接写性能 |
マニュアルフォーカスのみ
21 mmのレンズと思えない巨大さ
当然マウントアダプターが必要 |
△ |
35 mmフォーマットの広角レンズとしては究極の性能といわれ、マニアの間では人気レンズで2.8開放から十分な性能を発揮します。
一段絞ればレンズ周辺部まで文句のない描写をし、歪も少なく最短撮影距離も短いことから広角マクロ的な使い方もこなします。 |
Carl Zeiss
Distagon T* 35 mm
F/1.4 MMJ |
コントラストと色抜けが非常に良い
立体感のある開放描写
ピントの山が掴みやすい |
マニュアルフォーカスのみ
絞りによってはガチャボケが出る
個体差により装着制限がある |
○ |
コンタックスの人気広角レンズですが、ファインダーを覗いた時の自然な画角と色抜けの良さやピントの見易さから来る気持ちよさは絶品です。
描写は、絞りによっては硬くガチャガチャしたボケが出る場合もありますが、開放時の自然な立体感は素晴らしいですね。但し、5Dの場合は個体差によりミラーがレンズ後端に当たって無限遠で使用不能の場合があります。 |
Carl Zeiss
Tessar T* 45 mm
F/2.8 MMJ |
ツァイスとは思えないコンパクトさ
鷹の目と呼ばれる高い解像度
低価格で気軽に使える |
マニュアルフォーカスのみ
5Dの場合はミラーに接触する
コンパクトなため操作がし辛い |
○ |
鷹の目と呼ばれ高い解像度とキレには定評のあるコンタックスのパンケーキレンズですが、本当に全長17 mmほどのコンパクトさはボディキャップとしても使えます。
5Dの場合はミラーを若干削らなければレンズ後端に接触しますし露出が一段ほど明るく出るようですが、ボディキャップ代わりに付けておけばカメラの即応性が高まりますね。 |
Carl Zeiss
Planar T* 50 mm
F/1.4 ZS |
コントラストと発色が良い
色収差が目立たない
少し暗めに撮ると雰囲気満点 |
マニュアルフォーカスのみ
EF50/1.4よりも開放では甘い
当然マウントアダプターが必要 |
△
○ |
数々の伝説や逸話のあるツァイスの大口径標準レンズです。スペックのみでは表せない独特の表現が未だに最高の標準レンズとの評価を得ています。
マニュアルフォーカスのみですので、フルサイズの見易いファインダーは助かります。 |
Nikon
Ai 50 mm
F/1.2 |
開放絞りF/1.2の圧倒的明るさ
1〜2段絞ればシャープな描写
コントラストも高く力強い |
マニュアルフォーカスのみ
開放ではかなり甘い描写
当然マウントアダプターが必要 |
△
△ |
現在市販されている50 mm標準レンズとしては最も明るいF/1.2を誇ります。開放付近はポヤポヤに甘く測光も暴れるようですが、f/4〜5.6以上に絞れば非常にシャープ。
フルサイズでの近接撮影では樽型の歪が気になるレベルで注意が必要です。 |
Carl Zeiss
Planar T* 55 mm
F/1.2 MMG
100 Jahre |
コントラストと発色が非常に良い
浮き上がるように見易いピント
F/1.2開放のとろけるようなボケ味 |
マニュアルフォーカスのみ
限定レンズのため非常に高価
EOS装着のためには加工が必要 |
▲ |
プラナー誕生100周年に1000本限定で発売されたプレミアムレンズで、コスト・サイズを無視して標準レンズの頂点を目指した究極のレンズです。
デジタルとの相性は今ひとつのようで、銀塩カメラで言われたF/1.2開放からのカミソリのような切れ味は感じないですが、極薄のフォーカス面からのとろけるようなボケ味は絶品です。但し、5D等ではミラーボックスに干渉するために装着には加工が必要です。(無理やり回せばミラーボックスのプラスチックが削れて入りますが・・・笑) |
Carl Zeiss
S-Planar T* 60 mm
F/2.8 AEG |
コントラストと彩度が高い
独特の滲むようなボケ味
マクロだけにピントは合わせ易い |
マニュアルフォーカスのみ
良いものを見付けるのは困難
EOS装着のためには加工が必要 |
○ |
現在はマクロプラナーと呼ばれているレンズでMP2.8/100の方が有名ですが、60 mmもオールマイティーに使い易くて持っていると重宝します。
デジタルでもその写りは健在で、独特な水墨画のようなボケ味は素晴らしいです。但し、5D等ではミラーボックスに干渉するために装着には加工が必要です。(無理やり回せばミラーボックスのプラスチックが削れて入りますが・・・笑) |
Carl Zeiss
Planar T* 85 mm
F/1.2 AEG
50 Years |
コントラストと発色が非常に良い
F/1.2開放からシャープな描写
それでありながら柔らかいボケ味 |
マニュアルフォーカスのみ
限定レンズのため非常に高価
EOS装着のためには加工が必要 |
△ |
コンタックスの50周年と60周年に限定発売された中望遠レンズで、そのコストを無視した作りからの卓越した性能はポートレートレンズとしての一つの頂点といえるでしょう。
デジタルとの相性も良いようで、F/1.2開放絞りから驚くほどシャープでコントラストの高い描写をします。但し、5D等ではミラーボックスに干渉するために装着には加工が必要です。(無理やり回せばミラーボックスのプラスチックが削れて入りますが・・・笑) |
PENTAX
SMC Soft 85mm
F/2.2 Y/C |
霧のようなソフトフォーカス
フォーカスが見易い明るさ
1群2枚玉の抜けの良さ |
プラッキーな安っぽい鏡筒
立て付けの悪いガサツな操作感
位置の悪いフォーカスリング |
△ |
ベス単を模した清原ソフトと同じように単玉レンズに残る収差を利用した往年のペンタックスソフトフォーカスレンズで、開放が明るい分マニュアルでのフォーカスが取りやすいです。
この個体はペンタックスのKマウントからY/Cマウントに改造されておりますので、マウントアダプターの揃っているKarasu家では速戦力ですね。 |
KODAK
Vest Pocket 86 mm
F/6.8 Autographic |
独特のソフトフォーカス描写
コーティングのない素直な描写
単玉の抜けの良さ |
開放でF/6.8の激暗さ
ソフト描写でフォーカスが困難
加工とマウントアダプターが必要 |
△ |
1915年にコダックより発売されたポケットカメラに使用された単玉レンズで、フードを外すことで得られる独特のソフトフォーカス描写からベス単と呼ばれ一世を風靡しました。
この個体はペンタックス50/1.8の鏡筒を利用して一眼レフ用に改造したもので、逆光には驚くほど弱いですが濃厚な色合いや独特のクラシカルなソフト描写は面白いですね。 |
Voigtlander
APO-Lanthar 90 mm
F/3.5 SL |
どんな条件でも安定した描写
性能の割に非常に安価
コンパクトで携帯性が良い |
マニュアルフォーカスのみ
当然マウントアダプターが必要
開放F値が単焦点としては暗い |
○ |
90 mmレンズで50 cmまで寄れ準マクロとしても使え、どんな条件で撮影してもフレア・ハレーションや収差を見せない安定した写りを見せる隠れた名レンズ。
フルサイズでは、F/3.5でも十分なボケを見せるのでポートレートでも十分に使えます。 |
Carl Zeiss
Planar T* 100 mm
F/2.0 AEG |
自然な画角と見易いフォーカス
開放からコントラストが高い描写
絞っても適度に柔らかいボケ味 |
マニュアルフォーカスのみ
個体数が少ないために意外と高価
EOS装着のためには加工が必要 |
○ |
マニュアル全盛期には各社人気のあった100 mmですが、最近では同焦点距離はマクロレンズを選択する場合が多く所有する人が少ないようです。
限定レンズを除けば最もプラナーらしい描写をするレンズと言われ、85 mmより癖がない優等生的レンズで、安く見かけたら買いです。但し、5D等ではミラーボックスに干渉するために装着には加工が必要ですし、MM以降のレンズは装着不可との情報もあります。 |
Carl Zeiss
Macro-Planar T* 100 mm
F/2.8 AEG |
自然な画角と見易いフォーカス
高い解像感と柔らかいボケの両立
濃厚な発色とコントラスト |
マニュアルフォーカスのみ
人気玉のため意外と高価
EOS装着のためには加工が必要 |
○ |
プラナー85 mmや50 mmと並ぶツァイスを代表する人気レンズでプラナーらしい濃厚な発色と美しいボケ味が特徴。
日本製のMMJは結構見掛けるが、濃厚な色合いで人気のドイツ製AEGは程度の良いものは結構高価です。但し、5D等ではミラーボックスに干渉するために装着には加工が必要です。(無理やり回せばミラーボックスのプラスチックが削れて入りますが・・・笑) |
Voigtlander
MACRO APO-Lanthar 125 mm
F/2.5 SL |
どんな条件でも安定した描写
マクロとしては明るい開放値
中望遠マクロとしてはコンパクト |
マニュアルフォーカスのみ
当然マウントアダプターが必要
大きさの割りに非常に重い |
○ |
アポマクロの名に恥じない各収差を極限まで抑えた優秀な描写で、蒸留水のような90 mmの上をいく純水のような癖のない写りをします。
開放では若干柔らかいがf/4.0以上は鋭い描写で女性ポートレートに使うのは厳しいでしょうが、肌の綺麗なドール撮影には使うと繊細な画を狙えます。 |
Carl Zeiss
Planar T* 135 mm
F/2.0 MMG
60 Years |
焦点距離から来る素直なボケ味
癖の無い見易いフォーカス
開放からコッテリとした色乗り |
マニュアルフォーカスのみ
最短撮影距離が長い(1.5 m)
EOS装着のためには加工が必要 |
△ |
最長焦点距離のプラナーですが、何故かコンタックス60周年を機に限定化されて高価になった不運のレンズ。逆光には弱くアッサリとハレーションが出ます。
焦点距離が長いだけにプラナーの中では最もピントの山が見易く歩留まりが高いです。また、ボケも素直で意外と使い易いですね。但し、5D等ではミラーボックスに干渉するために装着には加工が必要です。(無理やり回せばミラーボックスのプラスチックが削れて入りますが・・・笑) |
Carl Zeiss
Sonnar T* 180 mm
F/2.8 AEG |
コントラストが良くシャープな描写
プラナーに比べ小型で安価
プラナーより硬いが十分なボケ味 |
マニュアルフォーカスのみ
色合いはあっさり系で物足りない
逆光性能の悪さには注意が必要 |
○ |
ベルリンオリンピックに合わせて開発された伝説のオリンピアゾナー180 mmの正統後継レンズとも言われ、135 mmと共に人気の中望遠ゾナーレンズ。
近年の国産高性能レンズと似た感じの切れのあるスッキリした描写でデジタルにも違和感が無い感じです。ただし、逆光には非常に弱く簡単にフレアーがでるので使い方には注意が必要です。 |
その他レンズ |
Canon
TS-E 24 mm
F/3.5L |
シフト&ティルト撮影が可能
フォーカスが細かく合わせ易い |
開放F値が暗い割に高価
マニュアルフォーカスのみ |
▲
△ |
完全電子マウントを採用しているEOSシリーズのみの特権AE(自動絞り)ができるシフト&ティルトレンズ。使う状況は限定されるが、これでなければ撮れない画がある。
フルサイズでは大幅にシフト&ティルトを掛けると収差が目立つ場合がありますが、風景だけではなくポートレートでも独特の効果を出せて面白いですね。 |
Canon
EXTENDER
EF 1.4×U |
手軽に焦点距離を1.4倍に |
意外と高価 |
○
○ |
EF 2×Uに比べて画質の低下が少ないと言われ、F/4のレンズにも使えるので望遠系の梃入れに購入しましょう。 |
Carl Zeiss
EXTENDER
MutarV T* 1.4× |
手軽に焦点距離を1.4倍に
2倍に比べ画質の劣化が少ない |
意外と高価
玉数が少なく入手が難しい |
○ |
ツァイス・キヤノンを含め、他のエクステンダーと違い装着するとコントラストが若干上がる不思議なレンズ。 2倍に比べて画質低下が少ないので持っていると便利。 |
Canon
EF 12U
Extension Tube |
手軽に倍率を二倍にできる
意外に画質が劣化しない |
間に挟むので交換が面倒
遠側の撮影に制限が出る |
○
○ |
小さなむしゅめさまの撮影にマクロレンズだけでは無く、様々なレンズが使えると言うのは思った以上に便利ですので買っておきましょう。
EF135/2.0Lに使うと最強の小さい子撮りレンズとなります。 |
CONTAX
7.5 mm
Extension Tube |
適度に最短撮影距離を短縮
意外に画質が劣化しない |
間に挟むので交換が非常に面倒
遠側の撮影に制限が出る |
○ |
小さなむしゅめさまの撮影に適度な撮影距離を確保できるのでプラナーの使い勝手が向上します。ただし、限定販売のリングですので入手は非常に困難です。 |
Canon
250D/58 mm
Close-Up |
手軽に倍率を二倍にできる
交換が簡単 |
口径ごとに必要で高い
レンズ周辺画像が劣化する |
× |
はっきり言って、レンズ交換のできないコンパクトカメラ用で、一眼の場合はEF12Uやマクロレンズを買った方が正解です。 |
ストロボ |
Canon
Speed Light 420 EX |
安定した性能
小型軽量 |
性能の割に高い
ワイヤレスでマスターが不能 |
○ |
さすがに純正だけに安定した性能を発揮しますが、光量が不足しますので550 EXや580 EXの方がお勧めです。 |
SIGMA
EF-500 DC Super |
ワイヤレスでマスターが可能
性能の割に安い |
たまに調光を外す
勝手にスリーブに入る |
◎ |
420 EXの半額近い価格で550 EX並みの性能と、純正に比べて非常にコストパフォマンスが高いです。ストロボ撮影にこだわりが無ければ十分です。 |
Canon
ST-E2 Transmitter |
手軽に多灯撮影ができる |
意外と高価 |
△ |
カメラに付ける事で赤外線で多数のストロボをコントロールしての多灯撮影が手軽に出来ます。ちょっと高いのが玉に傷ですが・・・ |
CONTAX
TLA 360 |
上下左右のバウンス機構
外部調光オートが使える |
オートながらマニュアル設定
光量の割に大きくて重い |
△ |
コンタックスでは最上位のオートストロボでガイドナンバー36と上下左右のバウンス機構が特徴ですが、コンタックスのボディの方に絞りやISOを伝える機構が無いためマニュアルで設定するという中途半端な仕様。 |
バッテリーグリップ |
Canon
BG-E4 Battery Grip |
本体と同じ合金製で強度がある
シャッター感が本体と同じで良好 |
価格が高い
少し大きすぎる |
○ |
EOS-5D用のバッテリーグリップですが、収納バッテリーは一個で良いですから薄くしてくれた方がグリップ感が良いのではないでしょうか? |
Canon
BG-E2 Battery Grip |
立て位置撮影に便利
一応乾電池も使える? |
プラスチックで頼りない
電源表示が怪しい |
△ |
EOS-20D(EOS-30D)の下部に付けてバッテリーを二個収納するグリップですが、縦位置撮影用のシャッターボタンが付いていますので撮影が安定します。 |
Canon
PB-E2 Power Booster |
立て位置撮影に便利
安価な乾・充電池も使用可能
専用バッテリーで高速連写可能 |
結構高価
専用バッテリー&充電器が高価 |
○ |
高速連写用にフィルム巻き上げ用モーターとバッテリー室を設けた縦位置撮影用のグリップで装着時はEOS-1VHSと呼ばれます。EOS-1Dと共通の専用バッテリーを使用することで10コマ/秒という銀塩最速の作動が可能ですが、高価な2CR-5ではなく安価な単三型電池&充電池(12本・・・泣)を使える利点もあります。 |
三脚・一脚・雲台 |
GITZO
G2228 |
特殊な姿勢も取れる高い自由度
カーボンで機能の割りに軽い |
性能を考えても非常に高価
慣れないと使い辛い操作性 |
△ |
老舗ジッゾォの多目的三脚ですが新品は高価過ぎますので、持病の足の付け根が緩くなった中古を安く買いましょう。(増し締めで簡単に治ります) |
GITZO
G1276M-3 |
高さの低い自由雲台
クイックシュー付で脱着が楽 |
独特の特殊な操作性
重い機材には厳しい |
▲ |
ジッゾォ独特のオフセンターポール式自由雲台ですが若干ロックが甘いので改良された新型がお勧めです。 |
Manfrotto
190CL |
高い耐久性・メンテナンス性
非常に使い易い操作性 |
アルミ製で若干重い
アルミ地むき出しで冬場に冷たい |
○ |
マンフロットの小型アルミ三脚ですが、比較的安価な割りには強度もありレバー式の足ロックも使い易いです。 |
Manfrotto
324RC2 |
高さの低いレバー式雲台 クイックシュー付で脱着が楽 |
フリー時のテンションが弱い
単独で水平回転ができない |
○ |
ポートレートでは抜群の操作性を持つレバー式自由雲台で、欠点だった高さを抑えた横レバー式。 重い機材の場合は327RC2がお勧め。 |
Manfrotto
141RC |
しっかしした操作性
クイックシュー付で脱着が楽 |
レバーが大きくて邪魔
小型三脚には若干重い |
○ |
クイックシュー式という以外特に変わったところの無い典型的なスリーウェイ雲台で、滑らかな動作が風景撮影の方には便利でしょうか。 |
SLIK
PRO700DX-AMT |
小型の割りには高さを出せる
しっかりした操作性 |
アルミ製で結構重い |
△ |
比較的低価格の割りにはしっかりとした強度のある三脚ですが、いくら軽量化したとはいってもアルミ製でカーボンと比べると重いです。 |
SLIK
BALL HEAD 800 |
水平回転が別動作できる
クイックシュー付で脱着が楽 |
高さが高く不安定
ロックが甘く不安感がある |
× |
グッドデザイン賞受賞の見た目の良いボール式の自由雲台ですが、動きが悪いはロックは甘いはでロクな事がありません。 |
Velbon
RUP-43 |
小型の自由雲台付き
カーボン製で軽量 |
付属の自由雲台が頼りない
レバーのロックが若干不安 |
○ |
小型軽量のカーボン製一脚で、長さも十分にあり自由雲台付きでは安価ですのでハードに使う方でなけらばお勧めです。 |
◎は絶対購入すべき ○は買って後悔しないよ △は必要な人は買ってね
▲はお勧めはしません ×はやめた方が・・・ ―は未使用、装着不可 |