何だか、ほのぼのというか、お間抜け学園ドラマとなりつつある“艦これ”ですが、いったいどこへ向かって舵を切っていくつもりなのか暗澹たる思いにかられます・・・
やはり、ここは実史基準で“艦むす”達の決死の奮戦も空しく圧倒的戦力を誇る深海棲艦の無尽蔵ともいえるように繰り出される艦隊攻撃により、数多(あまた)の艦むすとほとんどの鎮守府を失い敗色濃厚な人類・・・ そんなときに敵の大規模な艦隊に包囲され、残された全ての妖精さんを特攻へ投入する絶望的な抵抗戦を行っているO島救援のため最終回“運命の天一号作戦”が発動される・・・
大和「対空用電探に感あり。 敵大編隊を発見しました!
みなさん、対空戦闘用意してください!」
各艦「了解!!」
朝霧「右舷サンマルに機影多数!! 距離フタマルマル! 高度ロクマルマル!」
矢矧「右対空せんと〜〜〜!」
荒れた波間へ鋭く響く命令により、慌しく潜水艦の魚雷攻撃に備えた第一警戒航行序列から大和を中心とした対空用の輪形陣である第三警戒航行序列へと艦隊陣形を変更する9人の艦むす達へ急降下する敵機が見る間に迫る・・・
浜風「あっ!!」
磯風「浜風ちゃん!」
もはや空中を援護する妖精さんもいない中、各艦むす死力を尽くしての対空戦闘を行うも、12隻のヲ級艦から繰り出される延べ1,000機を越える圧倒的な航空戦力による一方的な波状攻撃に力尽き、一隻、また一隻と大破、喪失していく艦むす達・・・
初霜「矢矧さんが! わたしたち、もうだめなの・・・」
冬月「みんな、あきらめちゃダメ! O島の人たちは私達の助けを待っているのよ!」
霞「でも、ここままじゃ・・・」
雪風「こうなったら、大和さんだけでも先へ・・・」
大和「そんな・・・ みなさんを置いて行くことは出来ません!」
冬月「間違わないで! O島の人たちを助けられるのは大和さんだけなのよ!
沈んでいった艦むす達の・・・ 私達みんなの想いを無にしないで!!」
大和「・・・・・・ 分かりました・・・
でも、さよならは言いません!
みんなで鎮守府へ帰りましょう!」
各艦「はっ、はい!!」
で、スロー&ストップモーションで描かれる激しく林立する水柱と黒煙に見え隠れする壮絶な対空戦闘シーンが流され、BGMは勿論、ヤマトの“無限に広がる大宇宙”・・・ ってマットが見たいんですが・・・
そんなの見たいのわ 50過ぎのオッサンだけですよ☆ by はつな
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