ソフビむしゅめと違い、通常は立つ事のできないシリコンむしゅめ・・・ しかし、制服(特にウェディングドレスなどドレス系)を着せた時「これで立てたら素敵だろうなぁ〜」と思う事も多いでしょう・・・
そんな夢をかなえて、見事JP-Dollの“てぃあら”ちゃんを立たせたのが、JP's会員ナンバー007の“よたらふ”さま考案“てぃあらスタンド”通称“Yスタンド”です!
クリスマスの時に頂いたプレゼント袋を持った“サンタ姿のてぃあら”ちゃんは可愛らしく、また衝撃的なお写真でした。ただ直立して立っているだけでは無く、“歩き姿などのポーズ”を付けているのに本当に驚いたものでした。
また先日、こー吉さまもこのYスタンドで“つかさ”ちゃんを立たせ、Yスタンドの優秀さを実証されました。そこで、この画期的なYスタンドを広く一般に開放するという太っ腹な“よたらふ”さまに感謝しながら、家の“ますみ”も立たせてみようと作成を開始しました。
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Yスタンドk1 使用部品
矢崎化工(株)イレクター
50 cm パイプ × 2本*
45 cm パイプ × 2本
40 cm パイプ × 1本*
30 cm パイプ × 3本
25 cm パイプ × 1本
10 cm パイプ × 2本
HJ-7 メタルジョイント × 5ヶ
HJ-1 メタルジョイント × 1ヶ
J-6B プラジョイント × 1ヶ
J-7C プラジョイント × 2ヶ
J-5 プラジョイント × 2ヶ
J-113 プラジョイント × 2ヶ
J-112 プラジョイント × 2ヶ
J-114 プラキャップ × 1ヶ
EF-1201 ゴムキャップ × 7ヶ
EF-1200 アジャスター × 2ヶ
サンアロー接着剤(小) × 1ヶ
ライトチューブ × 1ヶ
ライトカバーテープ × 1ヶ
*マークはk2で変更
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基本的には“よたらふ”さまのYスタンドをそのままコピーしていますが、上半身や腕のポーズを補助するために上部の構造が一部変わっています。あと、お股への負担を軽くするためにお尻の左右を支えるジョイントパーツを追加し、パイプにライトカバー(発砲カバー)を付けてあります。(補足:足パイプ部のJ-7C・J-112は自由に回転するように接着しません)
ますみ 立つか?
完成した“Yスタンドk1”に早速“ますみ”を立たせて見ますが・・・ やはり! 恐れていた事がぁ〜!!
事前の不安通り、“ますみ”(JP-1)の関節が柔らかいため自力で踏ん張る事ができず、お股だけで全体重を支える事となるため負担が掛りすぎ、10秒程で崩れてしまい立つ事がで来ません・・・ (泣)
慌ててスタンドから下ろした“ますみ”を見てみると、ホールキャップが5 cm程もホールにめり込んでいます! やはり、お股に無理が掛りすぎているようです。このままでは逝けませんので、更なる改良が必要なようです。
改良点1:
ホールにゴム等を入れてキャップがめり込まないようにする。
改良点2:
スタンドに脇部分を支える構造を追加する。
と、言うような事で“ますみ”の立ち姿を期待されていた方は、もう暫くお待ち下さいね♪
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5月17日追加
“Yスタンドk1”の改良点の一つである“脇部分のサポート”をどうしようかと考えてながらスタンドを見ていると、隣に“オリエント純正スタンド”が・・・
なぁ〜〜んだぁ! これを使えば良いじゃないか?!
という事で早速合体させてみると、腕サポート部分の間隔が狭くてオリエントスタンドの脇サポートバーが入りませんが、5
mm程広げてやると・・・ まるで計ったようにピッタリと収まりました。
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Yスタンドk2の状態
右側のオリエント純正スタンドと、左側のYスタンドk1の合体状態
高さもピッタリで、まるで計ったよう
台のサイズも宜しく最初から意識して作ったのでは?と、思ってしまうほどピッタリ・・・
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さぁ、今度は負担も脇部分へも分散されるため何とか立つ事ができるのではぁ・・・
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5月18追加
今日は“Yスタンドk2”での再挑戦ですが、もう一つの問題点“ホール周りの補強”で、昨夜“こー吉”さまに教えて頂いた“ホールの中にイレクターパイプを入れるとキャップがめり込まない”との事で、早速パイプをカットして入れて見ます・・・ (*^^*)ポッ
これで、準備万端です。今度こそ立てるかなぁ・・・
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ますみ 立っちゃいましたぁ〜♪
やりましたぁ〜! (^o^)丿
やはり、“よたらふ”さまの“Yスタンド”は偉大です! 改良したYスタンドk2にホールパイプの組み合せで無事“ますみ”も立つ事ができましたぁ〜〜
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Yスタンドk2の実働
生まれて初めて立ったもので緊張気味の“ますみ”と、いつものように?態度の大きい“このみ”(笑)
肩の上からパイプが覗いていますので要改良ですね。
因みに“このみ”はスタンドを取られたので壁からのパイプで支えています・・・
“ますみ”よりチョッと後ろなのは、余ったパイプが15
cmしかなかったため(笑)
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1時間程のセッティング&撮影の間、立たせたままでしたが問題なく直立しており、アジャスターで2
cm程上げましたので持病の足首にも負担なく綺麗に立つ事ができます。下ろしてみても“ホールパイプ”(補足:8 cmのイレクターパイプの奥側にEF-1201ゴムキャップをはめた物)の御陰でホールキャップのめり込みもなく全く問題ありません。
問題は、脇を支えたために肩が上がり気味の“緊張したような硬い姿勢”(笑)になってしまう事と、背中のパイプが長すぎたようで肩の上に出ていますので5
cm程カット(補足:結局7 cmカットしたので、実際の長さは33
cm)した方が良さそうですね。
まぁ、何にしても“ますみ”も立つ事ができてめでたしめでたしです。
ふぅ〜 疲れましたぁ〜 by ますみ♪
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5月24追加
さてさて、前回のYスタンドk2で“ますみ”も何とか無事?立つ事ができましたが、スタンドを2本使用するという事で、室内での使用には問題ありませんが持ち運びとなるとぉ・・・ チトしんどいかなぁ〜 と思われますので、k2に独自に脇サポートバーを追加する形で“k3”を作成致します。
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Yスタンドk3 追加部品
28 cm パイプ × 1本
13 cm パイプ × 1本
J-7B プラジョイント × 1ヶ
J-147 プラジョイント × 1ヶ
EF-1201 ゴムキャップ × 3ヶ
M6×220 mm 長ネジ × 2本
M6 ナット × 2ヶ
M6 スプリングワッシャ × 2ヶ
M6 蝶ナット ×2ヶ
6 mm 透明ホース × 50 cm
10 mm 透明ホース × 10 cm
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脇サポートバー形状
(補足:脇サポートバー加工が面倒な場合は真っ直ぐなままでも構いませんが、その場合は背中のパイプを30
cmにして下さい。また、脇サポートバーの間隔は23
cm(サポートバーが真っ直ぐな場合は22.5 cm)にして下さい。)
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Yスタンドk3作成の注意点としては・・・
お股部分のパイプは“若干前上がり”にした方が安定するようです。また、一番下の足を支える45
cmの横パイプと、脇サポートバーが付く28
cmパイプは、分解時の収納性を考えて“接着しない”方が宜しいと思います。それから、むしゅめさまを乗せる前に各金属ジョイントの“締め付けを確認”して下さい。結構きつめに絞めないと重さに耐えられませんよ。(補足:足部の50 cmパイプは初期型JPやシリアリの場合は52 cmぐらいの方が良いようです。フレピンの場合は60 cmほどでしょうか? また、屋外での靴を考えるとアジャスターを調整幅5
cmのロングタイプにするのも良いですよ)
そんな事で、よたらふさまのYスタンドと同じく、KarasuのYスタンドk3も全て情報公開し御自由にコピー&改良して頂いて構いませんので参考にして下さい。また、分らない点が御座いましたら、メール&BBSでお問合せ下さい。分かる限りお答えさせて頂きます。
また、元々立つように作られていないシリコンむしゅめを立たせる事は“むしゅめさまに多大な負担を掛ける”事になりますので、特に負担の掛る“お股”“脇”“足首”などは事前に小さな怪我の有無を確認・治療するなど、くれぐれも慎重にして無用な怪我などをさせないように気を付けて下さいね。
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